初めての味わいの美味しい納豆、京都の牛若納豆さんの『わら納豆』
今週「メシ通」さんは納豆ウィークで、各曜日おいしそうな納豆料理を紹介していました。わたしとしては非常に楽しくお腹を空かせながら拝読していました。
それに触発されて、わたしも何か納豆料理をブログでアップしようかな?と思ったのですが、調べてみたところわたしが知っている納豆料理はほとんどネット上にありました。
なので、まあ、紹介しなくてもいいかな? と思い止めました(笑)
そんな訳で、今回も通常運転、食べた納豆の紹介です。
今回紹介する納豆は、このブログで納豆を紹介するキッカケにもなった京都の納豆屋さん「牛若納豆」さんの藁納豆、その名も「わら納豆」です。
牛若納豆「わら納豆」
牛若納豆さんの納豆は、こちらの記事でも紹介しています。
思えば納豆を紹介したのはこの記事が初めて。この記事も思い出深い記事です。
この時食べた納豆はかなり衝撃的でした。臭いがかなり控えめな納豆。
そして、今回食べた「わら納豆」も、わたしにとってはかなり衝撃的でした。
藁に包まれた納豆。藁筒(わらづつ)の中にはビニールで保護された小粒の納豆が入っています。
最近わたしは納豆を食べるとき、最初に混ぜたりかけたり何もしないでそまま二、三粒ほどの一塊を食べるようにしているのですが、この納豆、なんと言ったらいいのでしょう。今まで味わったことのない味なのですよ。
濃厚な旨味、甘味?大豆の味?なんだかよく分かりませがんが口いっぱいに広がる濃厚な味。こんな味わったこともない初めての味にびっくりしました。
噛みしめれば後から強い発酵の味。それと苦味や酸味。賞味期限ギリギリで食べたからでしょうか?
豆は小粒。粘りは強く。糸引きも良い。豆自体は柔らかいが歯ごたえがしっかり。「納豆を食べている」という食感も十分感じられます。
タレが付いています。タレは濃くて甘め。混ぜればより甘さが引き立ちますが、納豆自体の味を邪魔するので好みによっては混ぜないほうが良いかも。
とても美味しい納豆です。
ちなみに、この時めずらすく妻が「卵を入れてみたら?卵まぜると美味しのでしょ?」と言ったので卵を混ぜて食べてみたのですが。
実は、これがあまり美味しくなかったのです。
というか、卵が邪魔(笑)
せっかくの美味しい納豆の味が、卵の味が邪魔をして消えてしまったのです。
わたしは以前、納豆の合わせ物の最強は卵で、どんな納豆にも合うと思っていたのですが。
どうやら、そうでもないようです。
今回のような納豆の場合、いろいろ味を足しすぎると逆にアカンようです。
もちろん卵とよく合う納豆もあります。ですが、今回の「わら納豆」はそうではない。
またまた新しい発見です。ほんと納豆って知れば知るほど、いや食べれば食べるほど様々な発見があって、奥が深いと再認識させられます。