山口食品の『やわらか納豆』と、大阪のご当地スーパー「スーパー玉出」
先日、スーパーに行ったら懐かしい納豆に出会いました。
今では珍しい正方形ではない縦長い箱。100グラムが 3 パック。
山口食品のやわらか納豆です。
この納豆は、わたしにとっては懐かしく、いわば思い出の味なのです。
というのも、わたしが昔よく食べていたのが、この納豆なのです。
納豆は現在では容器は正方形、豆は小粒で量も 4、50 グラムが主流。
ですが、昔は豆は中粒、量もこの納豆のようにたっぷり入ったものでした。
それが時代と共に変化し、今のようになったのですが、わたしの生家では家族全員が納豆を食べるので、量が多くしっかり食べれる昔ながらの納豆ををよく買っていました。
わたしが中粒ぐらいの納豆が好きなのも、これが影響だと思われます。
そんな納豆も時代とともにどんどん減っていきましたが、そんな中でもこの「やわらか納豆」だけは近くのスーパーで買うことができたので、よく食べていました。
いまは引っ越して環境が変わったため、この納豆を見かけることが無くなりましが、それを先日発見したのですよ。
それはもう買うでしょ!
山口食品「やわらか納豆」
このやわらか納豆は100グラム3パック。それでいて普通の納豆と同じぐらいの、お求め安い値段です。
つまり、たっぷりお徳用と書かれているように、量を重視した納豆。
量を重視しているということは、質は重要視していないということに捉えがちですが、その通りです。
「やわらか」というわりには粒が特別柔らかいというわけではありません。粘りや糸は弱い訳ではなく強い訳でもない。
味といえば雑味や苦味が強いです。発酵しすぎているのか納豆独特のツンとした臭いもある。
正直なところ、おいしい納豆とは言えません。いえませんが、それがいい。
食べると「ああ、これだよな~」と納豆独特の部分が全面に出てくる味。わたしにとって懐かしい味が口いっぱいに広がります。
最近の納豆は昔にに比べ改良が進んで非常に美味しくなっています。
ですが、たまにはこういった昔の「納豆らしい味」をした納豆も良いものです。お見かけの際には、ぜひ一度、ご賞味してください。
ちなみに販売元である山口食品さんは、大阪府能勢の本社工場に納豆食べ放題のランチが食べれる「ぐりとよキッチン」を併設しています。
リンク:http://green-toyono.main.jp/method/kitchen
わたしは仕事の関係上、営業日に行けませんが機会があればぜひ一度行ってみたいですね。
大阪のご当地スーパー『スーパー玉出』
さて、この納豆を購入したスーパーは「スーパー玉出」というスーパーです。大阪だけでなく全国的にも有名な、いわゆる「ご当地スーパー」です。
わたしは今のところ、スーパー玉出以外でこの納豆を見たことがありません(他でも売っているという情報は知っているのですが)。
ちなみに両親にこの納豆を見せたところ開口一番「玉出に行ってきたん?」と言われました。
このスーパー玉出の特徴の1つは「安さ」です。
とにかく安い。「1円セール」は有名な話ですが、それら以外にも全体的に他のスーパーより安いです。さすがは激安をウリにしているだけはあります。
もう一つの特徴は、店舗外観の派手さです。
とにかく派手。個性が強い。
一見したら忘れることは、まずありません。わたしも初見は驚きました。
この派手さと安さの影響?で、最近では外国人観光客のツアーの一部に組みこまれているという情報もあります。
大阪にご当地スーパー数あれど、その中でも大阪らしいというか、もっとも個性的で有名なスーパーは、この「スーパー玉出」です。
大阪におこしの際には、ぜひ立ち寄ってみてください。