雪のようなふわっと納豆、菅谷食品の『雪こつぶ』
先日、里帰りしました。
里帰りと言っても、リアルな里帰りではありません。
わたしはタヌキ、タヌキと言えば信楽焼き。
そうです、滋賀県の信楽に行ったのです(笑)
(注:写真はフリーの画像を使わせていただいてます。当日、写真は撮らなかったので…汗)
行ったと言っても、車で通っただけですが、それでも面白いのが信楽です。
なにせタヌキがいっぱい。信楽に入ればそこら中に信楽焼のタヌキが居ます。
中には超巨大なタヌキや、巨大なタヌキの外観のお店もあります。これは一見の価値アリです。
ちなみにこの巨大なタヌキの外観のお店では、中ではタヌキや陶器なども販売していますが、うどんといった飲食もできるコーナーがあります。
そこのうどんが、とても美味しいのです。
今回信楽を通ったのも、このうどんを食べたかったためです。
やはり美味しかった。
※お店リンク:狸家分福・陶珍館
信楽のほうですが、関西でも寒い地域で、雪が積もりやすい場所でもあります。
寒波が来たこの時期なら、信楽にも雪が積もり、狸たちも雪をかぶっているかもしれません。
そんな雪の名前がついている納豆があります。
そえが菅谷食品さんの雪こつぶです。
菅谷食品「雪こつぶ」
菅谷さんの納豆は、つい最近も食していただきました。
今回は「雪こつぶ」という納豆です。
どうして『雪』という漢字が付いているのかというと、以前は「雪しずか大豆」という大豆を使った納豆だったからようです。
このことは石井さんのブログに記載されています。
納豆はもちろん小粒。国産で明るめの茶色い大豆です。
食感はもっちり、ねっとりの、柔らかめ。
そのままの味は、そっと置いてくるようなふわっとしたうま味と甘味に、後味として納豆独特の発酵味。この噛みしめた後の後味が素晴らしいです。
特徴的なのは「香り」です。とてもいい香り。
藁の納豆って、独特の藁の香りが、ふわっと香ばしく匂いますよね?
この納豆は藁苞納豆ではないので、とうぜん藁の香りはしませんが、良い香りがふわっとします。
何の香りでしょうね?もちろん藁でもないし、経木でもない…。大豆が持っている香りでしょうか?
粘り、糸引き、すべて良し。混ぜるだけで期待感が上がっていきます。
たれ、からし付き。たれは「ちば醤油」、からしは「芥子屋四郎」。
全部混ぜてみます。とてもふわふわ。まるで雪のよう。
ほのかなうま味と、ふわりと広がる独特の発酵味。とても美味しいです。
ふわっと味わい深くて、かわいくて品のある、まるで雪のような納豆です。
ごちそうさまでした。