わたしと納豆ごはん

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ほっこり幸せな味、山口食品の『紅豆納豆』

山口食品「紅豆納豆」

紅豆納豆という納豆です。赤い掛け紙が目を惹きます。

「紅豆納豆」の全体の画像

里山をイメージしたのでしょうか? 書かれている絵も気になりますね。

作っているのは山口納豆こと山口食品さん。

「紅豆納豆」で製造者が書かれた部分の画像

大阪北部の自然豊かな豊能町にある、こだわりの納豆を作っている納豆屋さんです。

green-toyono.main.jp

紅豆、正確には「紅大豆」または「赤豆」と言うんだそうですが、このお豆は山形県の一部の地域で作られていた在来品種。幻の大豆と言われる希少種の大豆です。

このことは、掛け紙にも書かれています。

「紅豆納豆」で紅大豆について書かれている部分の画像

その紅豆納豆を包装袋から出したものが、こちらです。

包装袋から出した「紅豆納豆」の画像

掛け紙を外したのが、こちら。

掛け紙を外した「紅豆納豆」の画像

撮影し忘れていますが、この外した掛け紙の裏に、たれが付いています。

そして藁苞を開けたものが、こちらです。

「紅豆納豆」の藁苞の中の画像

濃い色の大豆が見えます。これが紅大豆です。

器に移し、すこし崩したものが、こちらです。

「紅豆納豆」の納豆の画像

赤い、紅いですね~。見た目も鮮やかな納豆です。

豆の大きさは大粒。一粒かめば外はしっとり。中はもっちりで、ほどよい柔らかさ。

味は最初あっさり。後からじわり豆味。いつもの大豆とは、やはり違う味と風味です。甘さがあるからでしょうか、ふわり優しい感じを受けます。

糸引きよく、粘りはやわらかく、ふわふわ。香りは、ほどよくひなびた納豆の香り。

たれは少し濃いめの味。この味が熟成した濃厚な味が特徴の、山口納豆さんの納豆によく合います。

それでは、全部混ぜて食べてみます。

豊かな豆味の後にくる、ふわりとした独特の味。とてもやさしい味です。

ほっこりと幸せな味に、自然と笑みがこぼれます。

穏やかな気持になれる、なんとも幸せな癒やし系の納豆です。

たいへんおいしかったです。ごちそうさまでした。