小金屋食品の『なにわら納豆』と国道480号の父鬼バイパス・鍋谷峠道路
関西人は納豆が嫌い、と言われています。
今や納豆は全国的に食されるようになり、関西で多くの納豆を見かけるようになりましたが、関東や東北に比べるとまだまだ少ない印象です。
実際わたしが小さい頃は納豆は今ほど売られていなかったように記憶しています。
そんな「納豆不毛の地」などと揶揄される関西ですが、昔からがんばっておられる納豆製造メーカーさんはもちろんあります。先日紹介した昭和31年創業の山口食品さんもその一つです。
そして今回ご紹介するのが、今、精力的に活動している納豆屋さん、小金屋食品さんです。
小金屋食品「なにわら納豆」
小金屋さんは大阪では有名な納豆メーカーさんです。
特にその名前が知れ渡ったのが、納豆BAR小金庵です。
この小金庵、大阪の中心部に近くの土佐堀に直売店があり、出店当時は関西の情報番組によく取り上げられていますた。
その影響もあってか、最近は小金屋さんの納豆を産地直売所やスーパーでもよく見かけるようになりました。今回食した「なにわら納豆」もイオンにて購入しています。
この納豆、大阪府から大阪産(もん)名品として認証を受けている納豆で、これは大阪産の中でも大阪の特産と行政(大阪府)が認めたものです。
参考リンク:大阪府/大阪の特産品 大阪産(もん)名品
この納豆は「わら」に自生している天然の納豆菌だけで発酵・熟成している納豆です。
納豆のパッケージには「塩で食す」と書いています。ここは文字通り塩で食してみます。
これは、うまい!
納豆の特徴的な部分は残しつつ、納豆のうま味や味わいが口いっぱいに広がる味。塩の対比効果でうま味と甘味がグンと上がります。
そのとき近くに岩塩があったのでそちらを使ったのですが、もしかしたらそれも良かったのかもしれません。とにかく美味い。
ある程度、塩で食して後は醤油で食べたのですが、いや、これは塩のほうがいいですね、塩がウマい!
たいへん美味しかったです。ごちそうさまでした。
父鬼バイパス・鍋谷峠道路
納豆不毛の地と言われる関西ですが、その中でも消費量がここ1、2年ずっと最下位の都道府県が和歌山です。
その和歌山ですが、大阪と行き来するのが以前から大変だったのです。
大阪と和歌山の境には山脈があり、その山を超えるルートは決して多くはありません。
そんな中の一つに「酷道」と言われる国道480号がありました。
一度、通ったことがありますが、それはそれは、なかなかの「酷道」です。
その国道480号が今年の4月、以前より作っていた父鬼バイパス・鍋谷峠道路が完成しました。
わたしが待ちに待っていた開通です。
この道はかなり良いです。まず新しい道なので舗装がキレイです。
また、真っ直ぐな道が多いのも良い。大阪ー和歌山間の道は海側から抜ける道を除けば基本的に山道です。うねうねクネクネしています。
そして、ほぼ一直線に大阪と和歌山を行き来できるのが良いです。移動時間も非常に短縮できます。
この道の途中にには、新しく道の駅もできています。
大阪と和歌山の間を移動する際には、ぜひご利用してください。