うずら卵付きのおしゃれな納豆、小金屋食品の『糸物語 国産美味』
9月に入りましたが、当ブログではお盆の話をひっぱります。
当ブログではお盆の話をひっぱります。
お盆に食べた納豆は前回ご紹介したのですが、もう一品食べています。
話は変わりますが、お蕎麦のつゆを入れる入れ物(つゆ入れ・そばちょこ)で、その入れ物の蓋が薬味をのせれるようになっているやつ(薬味皿)が、ありますよね?
画像を探してみたら、こんな感じです(※Amazonアソシエイトです)。
この「蓋であり、薬味の皿もかなている」という仕組みが、わたし子供のころ好きだったのですよ。
その中でも特に好きだったのが、うずらの卵がのっていたもの。
これは以前も書きましたが、実は西日本、特に関西圏に多い食文化なのだそうです。
参考記事:
style.nikkei.com
この「蓋に薬味」というギミックと、卵より小さくてかわいい「うずらの卵」が子供心(注:わたしの)をくすぐり、外食のときはよくざる蕎麦にしていたのです。
まあ先程の過去記事にも書いてますように、意外と関西でも「うずらの卵付き」というざる蕎麦は見つけにくかったりしましたが。当時は子供時分なので、親が選ぶ飲食店しか行かなかったので、それも要因のひつとつだとは思います。
そんなこともあって、うずら卵を見ると、その当時の気持をくすぐられます。
そんなうずら卵ですが、それが付属した納豆があります。
さきほどの紹介した過去記事にある「The・逸品納豆」もその一つですが
その同じメーカーさんで、同じうずら卵付きで、もっと手軽に味わえるものがあります。
それが今回ご紹介する小金屋食品さんの『糸物語 国産美味』です。
小金屋食品「糸物語 国産美味」
納豆メーカーの小金屋さん。大阪では外せない納豆メーカーの一つです。
こちらの「糸物語」シリーズは4種類ほどあります。それぞれ「大粒」「小粒」「ひきわり」。
それと今回の「国産美味」です。
では開けてみます。
小さな容器にネギ・うずら卵・たれが見えます。
これら付属品だけ並べたのがこちら。
いいですね。色合いやバランスなど、とってもいい感じです。
たれは白しょうゆをベースとした甘口のたれ。愛知の老舗メーカー「日東醸造」さん謹製のものです。
続いて納豆の部分ですが
ビニールをはがして見てみます。
明るい色の小粒大豆。納豆も味噌と同じように製造工程によって色が変わってきます。明るい色の場合は豆本来の味や甘さが強い傾向があるように感じます。味噌の赤白の違いとよく似ているはずです。
そのまま少し食べてみたら、豆柔らかくてもっちり。そしてクセがなく、すっと食べれる味。
香り控えめです。これも「なっとういち」に代表されるように関西系納豆の特徴の一つのように感じています。
たれも少しそのままなめてみます。カツオの風味豊かなタレ。やはり関西風の少し甘みが強い味。
まぜれば粘り強めで、糸引き良好。
では、ネギ・卵・たれ、全部入れて混ぜます。
よくかき混ぜた姿が、こちら。
卵効果でふわふわ黄金色をした姿が、食欲をそそります。
たれの甘みが繊細な納豆の旨味を引き立てます。卵や納豆の独特な臭みはネギが薬味としてカバーしてくれます。
これは、トレビアン(とても良い)な味だなぁ~。おしゃれな味です。
卵を使っているのでご飯に合いそうですが、上品な味なのでそのままで十分美味しいです。
たいへん美味しかったです。ごちそうさまでした。
リンク:小金屋食品株式会社