春の風味香るおろしだれ納豆、あづま食品の『 おろしだれ梅納豆』
先日、近くのスーパーの納豆棚を見たのですが、なんと売っている面積までも減っていました。
いまだ品薄が続く納豆。その空いたスペースを補ったカタチです。最上段には納豆じゃない発酵食品(即席みそ汁など)が置かれていました。
ん?これはひょっとしたら、納豆汁を進めているのかもしれません。どちらも免疫力を高めるという発酵食品。これはいいぜ!
そんなことを思いながら、その納豆棚で売っていた納豆が、今回の納豆です。
今日の納豆はあづま食品さんの「おろしだれ梅納豆」です。
あづま食品「おろしだれ梅納豆」
あづまさんの名物納豆「おろしだれ納豆」。納豆の粘りとニオイを抑え、味も美味しくするおろし大根を付けた画期的な納豆です。
このシリーズの季節限定品が、この納豆です。春の時期にしか販売されません。春というえば梅、梅といえば梅風味です。
掛け紙には「紀州梅が香る」と書いています。そのとおり、中には『紀州梅入りおろしだれ』が付いています。紀州、つまり和歌山は梅が超有名。おいしいですよね、和歌山の梅。
梅というの納豆の合わせ物としてはけっこう定番。とくに納豆のニオイを消す効果が高く、納豆嫌いな人でも食べられるようになるとか。
これら2つが合わさった納豆、どんな感じなのでしょうか?
まず容器の写真から。
次にフタを開けた写真がこちら。
噂の「おろし梅だれ(紀州梅入りおろしだれ)」が見えます。
そしてその下の納豆が、こちら。
極小粒の豆です。
少しすくえば粘りはぼちぼち。糸引きはとてもよく、伸びよし持続性も高い。混ぜたときの粘度は普通ぐらい。
そのまま噛めば、歯応えほどよく、豆味しっかり。後味はさっぱり控えめ。
匂いはほどよい納豆の香り。これぐらいならおろしだれで消えるでしょう。
たれを入れてまぜると、ふわふわにチェンジ。おろし大根の効果でしょうか。ふわりと香る梅の香り。
しっかり混ぜて食べてみます。やはりおろし大根が、納豆嫌いな人のキライな部分をおさえ、そこにさらに梅の風味がのっかります。
それなのに、納豆の自己主張もしっかりしており、「納豆を食べている」感もちゃんとあります。「さすがは、あづまさんやなぁ」という味。
この時期にしか食べられない春を感じる納豆。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。