たれを入れれば劇的変化、高橋食品工業の『京の白だし納豆』
「白だし」というのがありますよね。料理で使うやつです。
薄い色なのにしっかりした味がついていて、素材の色を活かした料理との相性が抜群です。
調味料としての白だしを始めて製品化したのは愛知県にある七福醸造さん。最近では有名メーカーもぞくぞく「白だし」という名の商品を販売しています。
その薄い色と強いだしの風味から、日本料理のイメージが強いです。そして日本料理といえば、京都。
そんな白だしの名が付いた納豆を、京都の納豆メーカーさんが販売しています。
今日の納豆は高橋食品工業さんの「京の白だし納豆」です。
高橋食品工業「京の白だし納豆」
白を基調したパッケージ。京都風のイメージを受けるデザインになっています。
側面とあわせて見ると、まるで掛け軸のように見えるはずです。
では開けていきたいと思います。容器はこちら。
フタを開けると、今回の主役「白だし」のたれが見えます。からしはありません。
たれだけ少しなめてみると、ちょっと甘め、だしの風味強め。たれの色はもちろん薄く、まさしく「白だしのたれ」と言えそうなたれ。
そして、その下の納豆がこちら。
豆は極小粒。数粒もちあげれば引きは弱し。糸引きもひかえめ。混ぜても粘りはひかえめ。
納豆のニオイは少し強め。味はあっさりめ。噛めばふわりと豆の旨味。
ここに白だしを加えます。
なんと、納豆が劇的変化。ふわふわ納豆に。
しっかり混ぜて食べてみます。白だしの旨みしっかり感じる、食べやすい納豆。個人的に高橋食品工業さんの納豆は、特徴としてたれが美味しいと思っています。その特徴がよく表れていると感じました。
この味は、ご飯と一緒にというよりは、そのまま味わったほうが好みの味です。
おいしかったです。ごちそうさまでした。