甘味とうま味がとても美味い!菅谷食品の『北海道産 ひきわり納豆』
先日、第24回全国納豆鑑評会の発表がありました。
リンク:第24回全国納豆鑑評会 受賞作品一覧/全国納豆協同組合連合会 納豆PRセンター
本年度の最優秀賞(農林水産大臣賞)は、高丸食品さんの「国産中粒納豆」。
なんと前年に続き、2年連続の最優秀賞受賞です。おめでとうございます。
いつも思うのですが、鑑評会で受賞した納豆の中にはすぐに買えないものもあります。鑑評会で評価された納豆、食べてみたいじゃないですか。
こういった受賞納豆を百貨店で2、3日ほどでもいいので、特集して売ってくれたりしないかなぁと考えたりします。
でも今回は見たこと食べたことがある納豆が、ちらほらあります。
くめ納豆は当然見た事がありますし、カジノヤさんの「北海道大粒(ミニ2)」、小杉食品さんの「おちびさん つゆだく」は食べています。
鎌倉山納豆のひきわりは見たことあるかな?なくても今回の受賞でパントリーが仕入れるかも。あと見た事はまだないですが、藤原食品さんの京納豆 大粒は京都のどこかにあるはずです。
そんな中、たまたまなのですが、今回受賞した納豆を最近食べていました。
それが今回ご紹介する納豆、菅谷食品さんの「北海道産 ひきわり納豆」です。
菅谷食品「北海道産 ひきわり納豆」
菅谷さんは以前も何回かご紹介していますが、今回の全国納豆鑑評会、特別賞ひきわり大豆部門を受賞した納豆。
パッケージには前回(第23回)の鑑評会で特別賞(ひきわり大豆部門)受賞の文字が。こちらも二年連続での受賞です。
(追記:コメントにありますように、前々回の第22回も受賞しています。つまり三年連続の受賞。すごい!)
開けてみると付属のたれとからし。ビニールの下にひきわりが見えます。
ひきわりの豆は明るい色。匂いはひなびた納豆臭。
ちなみに「鄙びた」とは「田舎ぽい感じ」という意味ですので、この場合「どこか昔懐かしい感じがする納豆の香り」という意味です。
まあ、昔の納豆はもっとこう、かなり臭かったので昔懐かしい香りとは若干ちがいますが、感じ的にはそんな感じです。
そのまま食べてみると、舌触りやわらか。ねばりよし。
ねばりは、舌にまとわりつくようなねばりです。少し粒感。うーん、チロシンかな?ちょっと長時間冷蔵庫に置いていたので、できたのかも。
ただ全体的に口当たりは滑らかで、やわらかです。
プレーンの味は、一口目はふわっとうま味。その後すぐに甘味。
甘味。この甘みがすごい。おいしい! よい甘味よい味。大豆の甘味かな?とにかくよい甘味。すごくいい。
そして、最後にほんのり鼻を抜ける発酵味。素晴らしいです。
たれとからしを加え、しっかり混ぜて食べてみます。
うん、とても美味い。
たれ無しでもうまいので、たれやからしを入れても美味いのはあたりまえ。納豆が吸ったたれのうま味とからしの風味、そしてじわりと広がる甘みとうま味。とても美味しい納豆です。
たいへん美味しかったです。ごちそうさまでした。
*過去紹介した納豆です。