JA鳥取中央『三朝神倉納豆 神のつぶ』(と、「鳥取港海鮮産物市場 かろいち」と周辺施設など)
鳥取の日帰り旅行の話をもう一つ。
「漁港も寄りたい」ということで探して寄った場所があります。
というのも前回、山陰ジオパークを回ったとき、その道途中の漁港も寄ったのですが、それがなかなか良かった。大きなソデイカ(タルイカ)が安かった。
その余韻が残っているので、今回も探してみたのですよ。
とはいえ時間は限られていて、地道に道を走って検索でも出てこないような直売所を探すのは難しい。なので、さっと検索をかけてみました。
そこで出てきたのが「鳥取港海鮮産物市場 かろいち」です。
鳥取港海鮮産物市場 かろいち(と、その周辺施設)
毎度のように、わたしが撮った写真はありません(笑)
ですが、こちらの施設の面白さ・良さは保証します。
まず広い。とても広い施設です。
そして海産物が良い。新鮮で美味しそうな魚介類がいっぱい。それでいて安い。
こちらの施設ではイートインがあり、そこでご飯だけとか買えるので、新鮮なお刺身を買ってそこで食べるなんてことも出来ます。
わたしはオリジナルの海鮮丼を作りました。
あと隣接している施設もいい。
小さな水族館で「ふれあい水槽」などもあり、子供用遊具もたくさんで、しかも無料の施設「とっとり賀露かにっこ館」
子供がいたら遊びに夢中になって、帰らななくなり旅行計画に支障をきたすこと請け合いです(笑)
そしてもう一つ、海ではない陸の産地直売所「地場産プラザ わったいな」
ここは鳥取地場産の食材や、お土産品も数多く扱っております。
そこで見つけた納豆が、今回の納豆です。
今回の納豆は三朝神倉納豆「神のつぶ」という納豆です。
JA鳥取中央「三朝神倉納豆 神のつぶ」
三朝神倉納豆「神のつぶ」。
三朝神倉納豆とは納豆屋さんの名前ではありません。じつはこの納豆、JA鳥取中央(鳥取中央農業協同組合)が販売しています。
JAが販売している納豆は、わたしは初めてです。コープやプライベートブランドの納豆はよく見かけますが。
しかもこの納豆、使っている大豆は鳥取の在来大豆で「三朝神倉」という地大豆。すごい!
なんとイソフラボンの含有量が通常の大豆より多いとか。大豆イソフラボンについてはこちら。
参考リンク: 厚生労働省:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
では納豆についてです。
どこか神秘的な感じを受ける掛け紙をはがし、容器のフタを開けるとそこにあるのは大粒の納豆。
そのまま一粒口に入れます。しっかりした大粒大豆。噛めばほどよい歯ごたえ。中はやわらか。舌触りはもっちり。
プレーンの味はあっさりめ、後味に少し苦味と、芳醇な発酵の味。
糸引き強し、粘りも強い。そして粘度も強し。納豆を持ち上げると、塊でそのまま持ち上がるほど。
たれからし付き(平群商店)です。
全部混ぜて食べてみます。
粘りが強いのでタレが良く合わさり、あっさりめの豆をうまく包んでくれます。舌に触れた時はたれの旨み、噛めば広がる大豆のさわやかな旨み。
噛み続けると、たれと豆の味の後にくる発酵味などの味も絡み合い、味の美味しさを引き立てていきます。
これまた、おいしい納豆ですね。あっさりとしながら、それでいて前回の納豆ような力強さも持っている納豆。
大変美味しかったです。ごちそうさまでした。