じっくり味わいたい黒豆納豆、牛若納豆の『黒まめ納豆 黒丸』
ちょっと前(といっても十数年以上前の話)にはあまり見かけなかったけど、今はよく見かけるものってありますよね?そうです、黒豆の納豆です。
最近の納豆ブームの影響でしょうね、けっこう黒豆納豆を見かけます。
このブログでも、いくつかご紹介しています。
一番古いものから挙げていきますと、次のとおり計6品です。
まあまあですね(なにがだ?)
今回の納豆はそれに加わる7品目の黒豆納豆、牛若納豆の「黒まめ納豆」です。
牛若納豆「黒まめ納豆 黒丸」
黒豆納豆よくある黒を基調とした掛け紙。中心に「黒まめ納豆」と書かれており、周りには「丹波黒豆」と「黒丸」の文字。
丹波黒豆は、あの有名な兵庫県丹波の黒豆でしょう。黒丸はどうやら商品名です。
黒豆(黒大豆)を使った商品は、よく黒丸という名称が付いていることが多いです。ひょっとしたら、何らかの意味や言われがあるのかもしれません。勉強不足で分かりませんが…。
牛若さんのホームページをのぞくと、この記事執筆時点ではホームページがリニューアル中なのか、前はあった商品一覧のページがありません。ですが、ネット通販のほうには同商品が「黒豆納豆黒丸」と書かれています。なので、この納豆の名前はそれなんだと思います。
では中を見てみます。
黒くてきれいな中から大粒の黒大豆です。ほどよく被りもあります。
匂いはどちらかと言えばひかえめ。京風の納豆には匂いひかえめが多い気がします。同時にほのかに黒豆のよい香りも感じられます。
一粒食べれば豆は「ぷっくら」。ふっくらのようで、そうではなく、どちらかといえば、感覚的に「みずみずしい」という感じです。ジューシーさがつまっていてぷっくらしている感じ?
味あっさり目ですが、ほのか旨みと甘み。後味にコク?あり。最後の最後にほんの少しわずかだけ苦味。
豆の食感はやわらかで、ふわふわもっちり。そして、みずみずしい。
たれ、からし付きです。
糸引きはそこそこ。粘りはひかえめでやわらか。混ぜればつるつるした触感は黒豆ならでは。
全部混ぜて食べてみます。
たれとからしがあっさりした豆味を補い美味。味的には個人的にはご飯と合うとは言いにくく、どちらかと言えばそのまま食べて、じっくり味わいながら食すのが良いと感じました。
噛みしめていると、旨みの中に時たまま出てくる黒豆のコクが美味。一粒がみずみずしくてジューシー。いや、実際はそんな水分が多いというわけではないのですが、食べた感じはそう感じるのです。
なかなか(いい意味で)独特な風味や味わい感を持つ黒豆納豆。ぜひ一度ご賞味あれ。