陸と海の納豆が奏でる二重奏、二豊フーズの『あかもく納豆』
アカモク(学名:Sargassum horneri (Turner) C.Agardh)は、褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科に属する海藻である。北海道(東部を除く)から日本全土の漸深帯(浅海)に分布し、朝鮮半島、中国及びベトナム北部にまで分布する
アカモク - Wikipedia
と、このような海藻があるわけですが、正直、わたくし知りませんでした。
ネットで調べてみると、けっこう話題になっていたようで、某家庭の医○やら、主治○が見つかるなんちゃらという番組で紹介されたとかで、スーパー海藻だとか、体にいいとかなんとか。
海藻系は体にいいですもんね~。
そんなアカモク、納豆と混ぜて食べるひとも多いようで、クックパッドなどではレシピも沢山!
何せ「海の納豆」とも呼ばれる海藻。こう呼ばれるということは栄養価もさることながら、ネバネバも強いんだと推察できます。
ちなみに、「海の納豆」と呼ばれるものは、他に「クロメ」という海藻もあるのですけどね。
さて、レシピではアカモクを別途購入して混ぜるのですが、このアカモクが付属のタレとなっている納豆があるのですよ、実は。
それが今回紹介する納豆、二豊フーズさんのあかもく納豆です。
二豊フーズ「あかもく納豆」
二豊フーズさんは九州、大分の納豆メーカーさん。
当ブログで初めて食べる納豆屋さんです。
いやぁ、いろんな土地の納豆を関西でも食べられるなんて…。何回か書いていますが、いい時代になったものですね。
豆は国産の小粒。豆自体の味は素朴なうま味と甘味。噛みしめた後に、ほんのり苦味と発酵味。
糸引き、粘り共に強し。よい納豆です。
そして、最大の特徴である付属の「あかもく」のたれ。
「粋なたれ」と書かれています。
良いですね。こういうネーミング。
タレの味は、なんというか味わったことがない味。海藻なので磯の風味あり。これが納豆と混ざると、どんな味になるのでしょうか?
ちなみに、納豆のパッケージにはアカモクについて、このように書かれています。
全部混ぜて食べます。最初は400回ほど、しっかりかき混ぜて。
うん、美味しい。美味しいけど、なんかこう、こうじゃない感が…?
3パックだったので、最後の1個はあまりかき混ぜず、十分粘りが出た程度でストップ。
そしたら、なんと、前より美味い!! アカモクの食感と、噛んだ時に感じる風味が納豆と絶妙に合わさり、なんとも言えない美味しさ。
特にアカモクがいいですね、食べるのによいアクセントになっています。なるほど、前はかき混ぜすぎていて、アカモクが粉々になっていたのですね(笑)
これは個人的な感想なのですが、この納豆は混ぜすぎないほうが美味しいと思います。
アカモクと納豆が奏でる二重奏。いや、美味しかったです。ごちそいうさまでした。