豆味たっぷり完熟枝豆納豆、中田園の『えだ豆納豆』
わたしが納豆好きなものだから、わたしの妻も納豆を探してきてくれます。
その妻が先日アリオ八尾に行ってきたらしく、そこで買ってきた納豆が今回の納豆です。
ちなみにアリオ八尾とは、大阪府八尾市の近鉄八尾駅近くにある大型ショッピングセンターです。
しかもその近所には先日ご紹介したリノアスもあります。
リノアスはこちらの記事でご紹介したとおり、地下の食品売場パントリーは素晴らしい納豆棚をしております。
そもそもアリオ八尾は、牛若納豆があったり、丹念納豆があった(はず)りと、なんやかんやで楽しい納豆棚のをしていることが多い。
これは、この近辺が納豆に力を入れていると言っても過言じゃないのでしょうか?
このまま頑張っていってほしいところです。
そんなアリオで買ったという今回の納豆が今日の納豆、中田園さんの「えだ豆納豆」です。
中田園「えだ豆納豆」
枝豆の写真の掛け紙。このブログでは初登場の納豆屋さんです。
掛け紙には第22回納豆鑑評会で優良賞(大粒・中粒部門)を受賞の文字。それと「雪温熟成」と書かれています。
ホームページによりますと
冷凍・冷蔵とは別の新しい温度帯を雪温といいます。細胞を凍らせずに保存・熟成が可能なため、旨みを引き出せます。
雪温熟成納豆 枝豆納豆の中田園
とのことです。
Wikipediaの“冷蔵”のページによりますと、冷凍が-15℃以下、冷蔵が10℃以下なので、その間の温度帯だと思われます。雪だから0℃以下ぐらいでしょうか?
やはり納豆の作り方でも、それぞれの納豆屋さんで美味しくなるよう様々な工夫をされています。素晴らしくて頭が下がる思いです。
この中田園さんは、ホームページのトップには「枝豆納豆の中田園」と書かれています。
つまり枝豆納豆が有名だということですね。これは期待がもてます。
まず掛け紙を外し、容器の蓋フタを開けてみます。
ご覧の通りたれのみで、からしはありません。
さらにその下にある、納豆を見てみます。
濃いめの色の中粒大豆です。北海道十勝産。枝豆に適した品種を完熟させたもの、とのことなので青大豆なのかもしれません。
写真を見ていただいたら、少々糸が伸びたように見えると思います。それもそのはず、こちらの納豆、糸ののびが素晴らしいです。
とってもよく伸びます。それがビニールにくっつき伸びたので、写真のような状態になったのです。
一粒そのまま食べれば旨みたっぷり。同時に、少々苦味も強く感じます。これがこの豆特有の味なのでしょうか?
歯ごたえは柔らかめで、すっと噛めます。
たれは少しなめると、ちょっと甘めのたれ。この味がこの納豆に合うのかもしれません。
混ぜると粘りしっかり。糸引きも強く、ちょっと混ぜにくいほど。たれを入れて混ぜると、混ぜやすくなります。
全部混ぜて食べてみます。
豆の旨みを、たれの味が引き立てています。これは、この甘めのたれだからこそ、かと。
豆自体の味がしっかりあるので、噛めば噛むほどに口の中に味が広がります。
甘く、口いっぱいに広がる豆の味。そこにアクセントとして苦味が加わり、なんとも言えない美味しさが広がります。
うん、美味い!
「大人向けの納豆」といった感じでしょうか? そのままでもいけますし、ご飯にも合います。
とても美味しかったです。ごちそうさまでした。