わさび と、たれと、納豆との味の合わさりが素晴らしい、あづま食品の『本わさび納豆』
信州安曇野。長野県中部にある場所です。
わたしは以前、スキーとスノーボードが大好きで、冬の時期は毎週のように岐阜や長野といったスキー場に出かけていました。
特に白馬周辺(八方・栂池など)行くとなったら泊まりでのスキー旅行となりますので、テンションがあがります。
うむ、機会があればまた行ってみたいぞ。
ちょっと思い出話となるのですが、関西から白馬方面に行くとなると、だいたいは中央自動車道から長野自動車道を通り、松本ICで降りると思います。
ちなみにここから国道158号線を通っていけば奥飛騨温泉郷を通って飛騨高山に着きます。高山につながっているというのもあるでしょうが、この道、なんか好きです。奥飛騨温泉郷もいいですよね。
この国道158号線は関係ないのですが、松本ICから白馬に向かう国道147号線を通るとき、安曇野と呼ばれる地域を通ります。
参考リンク:安曇野 - Wikipedia
まあ「安曇野市」という市でもあるのですけど、スキーで通るわたし達にはスキー場につながる玄関口。行くときは一面の銀世界にテンション高まり、何とも言えない気持ちになります。
そして帰りには道にあるお土産屋さんに寄ったりして、あれやこれやと吟味する…。楽しかったですね。
この「安曇野」という名称がパッケージに書かれている納豆がありました。思わず手に取りましたとも。
それが今回紹介する納豆、あづま食品さんの本わさび納豆です。
あづま食品「本わさび納豆」
あづま食品さんは何回か食しています。そして「本わさび納豆」というぐらいなので、わさび入りの納豆です。
「あづま食品」で「わさび」と来れば、以前ご紹介した黒豆小粒なっとうを思い出します。こちらも、わさびを使った一品です。
今回の納豆は北海道産小粒大豆。いかなる味なのでしょう?
開けてみると、くぼんだ容器にわさびとたれ。
なんでも「ポケットトレー」と呼ばれるもので、出荷直前の包装時にワサビとタレを入れることで、納豆発酵時の熱からワサビとタレの風味を損なわないようにするとか。おまけにビニールシートも不要となります。
…しまった。このトレーの写真を取るのを忘れていました(笑)
肝心の味ですが、プレーンの豆は小粒でやわらかく、くせのない味。色は茶色。匂いも控えめ。
糸引き良し、粘りは普通、粘度も普通かな?
タレは特製たれが6.8gと、ちょっと多め。そしてわさび付き。パッケージには「九条ねぎ香るわさび」と書いています。
納豆を混ぜ、タレだけ入れて食べてみます。うーん、ちょっと味濃いめかな?
次にわさびを投入。すると、この納豆の本領発揮。
タレの中にわさびの風味が合わさり、味を全体的にまとめます。素材それぞれのトゲがある部分が消え、まろやかになる、といった感じでしょうか。
これは、美味い!。
味が複数合わさることで、独自の美味しさが表れます。フランス料理でしょうか?(笑)
いくつも試供し、研究したんだろうなぁ、などと感じられる味。作り手の研究努力が伝わってくる味です。
美味しかったです。ごちそうさまでした。