納豆のビニールフィルムの取り方など、納豆のネバ糸問題に役立つ(?)6つのFAQ
納豆はネバネバします。
けっこう扱いが大変らしく、イライラする人もいるとか。
たしかに納豆の糸は扱うのが難しい、というのは私も同意見です。巻き取ろうにもどこまでも伸びたり、いつのまにかくっついていたり。
今回はそんな納豆のネバネバした糸についての記事です。
といっても、ネバネバに関しては以前にこのような記事を書いています。
ですが、この記事はネバネバを取り除く方法で、主に納豆のプラスチック容器のネバネバを取ることに重点が置かれています。
ですが、納豆の糸やネバネバと相対する瞬間は、容器や茶碗などだけではありません。納豆の糸は粘着性が高くいろんな所にくっつくので、その場面場面に応じて対処法も変えた方が困りません。
今回はそんな細かな状況に合わせた対処法をQ&A形式で書いていきたいと思います。
ま、後半はネタ要素が強くなっていますので、肩の力を抜いて気軽に読んで下さい。
納豆の糸やネバネバに関する対処法FAQ
Q1 納豆のビニールフィルムを取るときのネバネバをどうにかしたい
A 回転式やスライド式などがあります。
納豆を開ければ、大概のものはビニールのフィルムが上にのっかっています。
これは納豆の乾燥を防ぐためにあるのですが、これを取らなきゃ納豆は食べれません。
ですが、取れば高確率で納豆の豆やネバネバがくっついてきます。
実はこの解決法、ネットでもう数限りなく紹介されています。
いろいろありすぎで、いちいちサイトを紹介するのも面倒なので、簡単にまとめると、この2種類になります。
なお、~式という名称は記事を参考にして私が勝手に命名しました。
・回転(トルネード)式
・スライド式
これらはどれも上手く簡単で綺麗にビニールフィルムをはがせるで、ぜひ試してみてください。
で、いろいろ補足しますと……。
回転(トルネード)式
箸をビニール中央に差し込み、箸をクルクル回してビニールフィルムを巻きつけて取る方法です。
「手に付かない」ということに重点を置くと、回転式のほうが有利です。スライド式でも手に付くことはほぼ無いですが、手に付かない確率で言えば回転式です。
箸など道具を使う方法と、ビニール中央を持ち上げて回転させる方法の2種類があります。
道具を使う方法
見た目のインパクトと、取れる時の爽快感は道具を使う方です。
その影響なのか、ネットで検索すれば1,2を争う高確立で見つけられます。
よく使われるのは"割り箸(わりばし)"です。普通の箸(はし)でもできますが、形状から言って割り箸のほうが巻きつけやすいです。
ま、原理的には、これに似た形状のものなら何でもできます。スプーンの柄などを使う方法もあるそうです。
百聞は一見にしかず、ここは動画でご確認ください。
<pただし、道具を使う方法全般に言えますが、いきおいあまって納豆を入れているプラスチック容器まで貫通しないように注意して下さい。
ビニールを回転させる方法
上記とは違い道具を一切使わない方法です。
やり方としては、ビニールの中央を軽く持ち上げて浮かし、それを回転させます。
そうすれば納豆の糸は一本の糸のように中央にあつまり、手を汚さずに容易にビニールを取ることができるのです。
この方法なら容器を道具が貫通することはありません。理屈から見て、かなり手を汚さずに取ることができます。
また、こちらの記事のように
ビニールフィルムを回転させると同時に、納豆が入っている容器のほうを反対の方向に回転させることで、より強力な回転力で綺麗に取る方法もあります。
スライド式
スライド式とは、ビニールフィルムを横にスライドして取る方法です。
この方法は、回転式に比べて圧倒的に手軽なのがポイントです。ただスライドさせるだけですからね。
スライド式にも道具(フタ)を使う方法と使わない方法とあります。ネットで広く知られているのはフタを使う方法。見た目のインパクトと手軽さで広く拡散したのでしょう。
道具(フタ)を使う方法
フタを使う方法とは、ビニールをフタと容器で挟んで、ビニールフィルムをしごくようにスライドして、糸やネバネバを極力でないようにする方法です。
この方法ですが、実はフタでなくても箸を横に置くなどして他のものでも代用できます。できますが、元々付いているフタを使ったほうが当然便利です。
ただ、糸が手や、服など他に付かないことに焦点を合わせると、実はフタなしでビニールフィルムをフタ側にスライドさせて、フタにくっつける方法が一番です。
そう、フタありのスライド式では、フタと容器でしごくため、そのしごいた側面から思ったより多くの糸が出る場合があるのです。
実際にはフタを押さえる力加減で、糸が出るか出ないかは調整することができます。ただ少々力加減のコツをつかむため、何回か試さないといけません。
つまり、意外と難しいのです。
コツを言えば思ったより軽い力でもできますので、そっとフタを添える程度で十分です。
あと、側面ではなく角の隅っこからビニールフィルムを引っ張ると、その隅の形状に沿って角にネバネバが集まるので、糸の処理が容易になります。
隅といえば、四隅のビニールを少し浮かしたほうが、綺麗に取りやすくなります。
スライドするときは「すっ」とさっと取ったほうが気持ちいいしインパクトがあるのは分かります。ですが、あまり早く引っ張るとと余計な力によって糸が出る場合があります。ゆっくり引っ張ったはうが糸は出にくいです。
一応、ポイントをおさらいしておきますね。
- ビニールフィルムの四隅を浮かして取りやすくする。
- フタは添える程度。
- スライドする力加減は「すーーっ」ぐらい。
- 容器の角を上手く利用する。
フタを使わない方法
もっとも手軽な方法です。普通の取り方に近いので、上手く取るにはコツがいったりしますが、なれれば意外と簡単です。
やり方は簡単、ビニールをフタの方にそのままスライドして、まるでビニールフィルムをズラすようにフタにくっつけます。
けっこう糸もでて、見た目もあまり良くありません。ですが、それは最初だけで、上達すれば、これだけでキレイにビニールを取ることができます。
あと、これら以外では「ビニールフィルムの真ん中をもち、そーとはがす」という方法もあります。
この方法にはコツなどありません。慣れと経験です。
口では説明しにくいのですが、慣れれば「糸がこうすれば出にくい」というにが分かってくるのですよ(笑)
Q2 子供の口や手に付いた納豆のネバネバを簡単に取りたい
A できれば蒸しタオルで、なければ濡れたタオルかウェッティで拭き取りましょう。
赤ちゃんや子供は上手く納豆を食べれずに口の周りや手が納豆だらけでベタベタになることが多々にあります。
それをティッシュで拭けばさらに糸が伸びてよけいにイライラ、なんてこともあります。
その場合、できれば温かい蒸しタオルでふき取ると簡単に取ることができます。
これは納豆のネバネバは熱に弱いので、温かい蒸しタオルなら落ちやすくなるからです。
いきなり蒸しタオルといっても無いご家庭が普通です。蒸しタオルと言っても水道のお湯で温かくしたタオルや布巾で十分ですし、レンジでチンしても作れます(火傷には気をつけてください)。
また、蒸しタオルを作れない時は、濡れたタオルやウェットティッシュでも十分効果があります。
これら蒸しタオルやウェッティで拭き取る場合、拭き取る部分に濡れたタオルを当ててから、五秒ほどふやかすようにそのままにしてから拭き取ると、いい感じで拭き取ることができます。
ちなみに、納豆でベタベタな部分をいきなり石鹸で洗うと、よけいベタベタになりますので、注意してください。
Q3 服に付いた納豆のネバネバを取りたい
A 洗濯が一番ですが、できなければ水道水で洗い流しましょう。できなければ蒸しタオルかウェッティで拭きとり、臭いが気になれば消臭スプレーを。
納豆のネバネバは水溶性なので洗濯するだけで簡単に落とせます。しかし洗濯できないシチュエーションもあるでしょう。
その場合、いちばん良いのが洗面所などで水道水を使って洗い流すことです。上記のように納豆のネバネバは水溶性なので水でしばらく洗い流せばネバネバは落とせます。お湯ならさらに効果的です。
また、水道水で洗い流せない場所に付いた、または水道水で洗い流せない場所に居る場合、上記のように蒸しタオルやウェッティで拭き取ることもできます。この場合でもネバネバが付いた部分をふやかすように置いてから拭き取ると、より効果的に拭き取ることができます。
ですが、これが肝心なのですが、これら洗濯以外の方法で拭きとった後は、できれば乾いたタオルなどで水気を取って下さい。溶けた納豆のネバネバ成分が服に染み込んでいる場合もありますので、乾いたタオルで拭きとって水気と一緒に納豆のネバネバ成分を吸い取ってください。
また、どんなに水で流して乾いたタオルで拭き取っても納豆の臭いが気になる場合があります。その場合は消臭スプレーなどで消臭すると臭いを押さえられます。
いずれにしても服の場合は洗濯することが一番効果的ですので、気になる場合は早く洗濯しましょう。
Q4 相手の顔や髪に納豆の糸らしきものがある
A 納豆の糸かどうかは分かりませんが、とりあえず取ってあげましょう。
納豆の糸は意外といろんな所に付きます。ですが、目の前の人の顔や髪に糸のようなものが付いていても、それが納豆の糸とは限りません。蜘蛛の糸の場合や細い糸くずの場合もあるからです。
この場合、その糸が納豆の糸であれ蜘蛛の糸であれ、糸くずであったとしても、親しい人であれ仕事の上司や部下であっても一言付いている旨を話してから、それを取ってあげたほうが良いと思います。
Q5 相手の顔や髪に納豆の粒が付いる
A 相手との親密度で対応が変わります。
相手の顔や髪に納豆の糸が付いても、納豆の粒自体が付いてることなど、子供でもそうそうありません。
その場合は、たまたまか、相手はかなりのドジっ子か、納豆を浴びるように食べたのか、それか他の何か特別特殊な事情だと思われます。
とりあえずパートナーや家族や親しい友人や同僚なら指摘して取ってあげましょう。事情を聞けば笑い話になるかもです。
それ以外でしたら、そっとしておいてあげましょう。
Q6 相手の手が、いつも納豆まみれでベタベタだ。
A さりげなく注意して、場合によっては距離を取りましょう。
納豆で手がベタベタなのに、いつもそのままでいる人など納豆を作る職人であってもそうは居ません。
とりあえず注意したほうがいいですが、事情が事情だけに、さりげなく、そっと注意したほうがいいかもしれません。
ひょっとしたら、「るんるんカンパニー」という漫画にでていた宗教団体「納豆の光」の信者かもしれません。どちらにしても、ちょっと距離を置いて様子を伺ったほうがよいかもしれません。
Q7 相手の全身が、納豆まみれだ。
A そっとしておきましょう
おそらく何らかの罰ゲームです。そうでなければどうかしています。どちらにしても、そっとしておきましょう。
Q8 その人自体が納豆だ。
A その人はおそらく、ねば~る君です。
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nebaarukun.info以上が今回の記事です。ネタのオチがいまいち力不足感がありますが、個人的に楽しく書けたので良しとします(笑)
今回の記事で、あらためて納豆のネバ糸と向きあったおかげで、また一つ納豆のことを深く理解できた気がします。
今まで以上に納豆を美味しく食べるような気がします。