わたしと納豆ごはん

納豆、Web、雑記など

さっぱりなのに深い味、山下食品の『響』

今回も年末年始頃に食べた納豆が続きます。

といのも、最近はいろんな納豆、見たことがない納豆と出会う機会が多うございます。

最近は関西でも納豆の棚に並んでいる種類・量が、昔に比べると増えております。

情報によりますと昭和60年頃は大阪の納豆支出額が平均672円。年間ですよ!? 低価格帯の納豆で計算しても、ひと月1商品以下。1パック24円(72円÷3パック)で計算しても年間平均28回しか食べていません。1月で言えば2.3個です。

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豆味しっかりの伊勢土産、奥野食品の『お伊勢まいり納豆』

前回は年末の話でしたが、今回は年が明けた年始の話などどうでしょう。

わたしはよく、年始に伊勢に参るのです。このブログ内の記事で言えば2017年2018年に行っていますね。

まあ、わたしの伊勢神宮に行った回数など、読者様にはさほど興味はないでしょうけど、こういった記憶媒体としてブログは良いかもしれません。当時の記事を読んだら、少し思い出したりします。

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【全部自作】藁と黒豆で、黒豆わら納豆を作った話

「来年の事を言えば鬼が笑う」と言いますが、年始早々、昨年の年末の話をすれば鬼はどうするでしょうか?

その年末の初旬、このようなものがわたしの目の前にありました。

自家製の黒豆の画像

黒豆大豆です。

こちらは、わたしの父が趣味でやっている農園でできた黒豆。

と申しましても、父はすっかり高齢。最近ではわたしも手伝ったりしています。この黒豆も苗植えや収穫を手伝いました。

その報酬としてもらったのが、これです。

それと、こちら。

自家製の稲の画像

稲です。

こちらは、母が趣味で何となく種から育て、成長し実った稲です。

と申しましても、目を出した後はほぼ、ほったらかし。代わりにわたしが水だけはあげ、成長したものです。ある意味よくここまで育ちました。

この2つが、目の前にあります。

これら2つがそろえば、何を思いつきますか? そう、思いつくことはひとつです。

そうです納豆です。

ご存知のとおり、納豆は昔はわらを束ねて中に大豆を入れた「藁苞わらづと」で発酵していたもの。藁に自然に自生してる枯草こそう菌(納豆菌)によってできるのです。

それを作れるモノが目の前にあるのです。作らないわけにはいきません。

今回は、わたしが初めて作ってみた全部自家製の黒豆わら納豆の話です。

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ふっくらホクホクでコク深い納豆、牛若納豆の『静御前』

こちらは、先日よったスーパーの納豆棚です。

パントリー住道駅店の納豆棚の画像

場所はパントリー住道駅店。ごらんのとおり上段に品切れの商品が多く見られます。

最近はテレビの影響もあってか、値段が高い納豆もよく売れるようになってきているのでしょう。これはいい傾向だと想います。

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甘めのたれが特徴的な極小粒納豆、豆紀の『味わい納豆』

納豆の消費額が全国的にも低い方の関西。その中でも特に低いのが和歌山です。

その低さたるや、総務省家計調査(2007-2016年)によると和歌山はワースト1位(1,776円)。ちなみにワースト2位は徳島県(2,111円)、3位が大阪(2,126円)っす。

その和歌山で、代々納豆を作っているろいう納豆文化がある集落がある聞いたらどうでしょう?おどろきますよね?

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本場で人気の鑑評会受賞納豆、ミツカンの『くめ納豆 秘伝金印』

先日ですが「くめ納豆 秘伝金印」に出会いました。

ミツカン「くめ納豆 秘伝金印」

見つかるときは見つかるものですね!見つけた場所はイオンスタイル四條畷。

ここの納豆棚は「なにわら納豆」を置いていたりと、納豆にけっこう力を入れている納豆棚。相沢食産の枝豆納豆を見つけたのはここですが、最近では見ることがございません。うーん、商品紹介のPOP?のようなものはあるのですけどねぇ。

この納豆の掛け紙を見ると『本場「水戸」で人気のくめ納豆』と書かれています。掛け紙の横を見ると、その根拠も書かれています。

「くめ納豆 秘伝金印」の掛け紙に書かれた説明文

くめ納豆は今はミツカングループの1つ。ほうほう、掛け紙には製造工場のことも書かれていますね。この納豆はどうやら岐阜県美濃加茂市の工場で作られているようです。

「くめ納豆 秘伝金印」に書かれた製造工場の説明

ちなみにこの納豆、今年(2019年)の納豆鑑評会で優秀賞をゲットしています。わたしが探していた理由もそれです。

簡単に見つかると想いきや、けっこう時間かかりました。「丹精はよく見るから、こちらもすぐ見つかるやろ」と、たかをくくっていたのが、そもそもの間違いです。

ほんと関西と関東では売られている納豆がぜんぜん違うんだな~と感じたほどです(笑)大手メーカーも関東と関西ではタレの味を変えたりしているとか。個人的には食べ比べしてみたいのですけど。

では開けてみます。中身はこちら。

「くめ納豆 秘伝金印」の中身の画像

たれとからしが見えます。

そして、その下の納豆がこちら。

「くめ納豆 秘伝金印」の中の納豆の画像

ほどよい色をした、きれいな小粒大豆の納豆。豆はほどよく柔らかで、比較的食べやすいです。

においは少々強めの納豆の香り。さすが本場で好まれている納豆、においひかえめ系の関西で売られている納豆とはちょっと違います。

たれは少々塩味多めの味。ごはんに合いそうです。

全部混ぜて食べてみると、豆味しっかり。それにたれが合わりよい感じです。納豆の風味が強くでてて「納豆を食べているなぁ~」と感じる納豆です。言い回し的には変ですが(笑)

アツアツごはんに合いそうな味。おいしかったです。ごちそうさまでした。

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濃厚な味わいの熟成納豆、ムソーの『有機カップ入り納豆』

大丸心斎橋店がリニューアルしました。

大丸は大阪の老舗百貨店のひとつ。どう変わったのか気になります。

それで難波のほうに私用で行きましたので、そのついでに寄ってみたのです。

そうです。前回の続きの話です。

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こだわりが詰まったナニワの絶品藁納豆、小金屋食品の『なにわら納豆 ~復活納豆職人金司の味~』

先日、難波のほうに行きました。

都心に出てくる楽しみはもちろん、ここでしか売っていない納豆を探すことです。

やっぱり百貨店とかは、納豆棚も一味違いますからね。

特に注目するところは高島屋さんです。

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つゆ×わさび×美味納豆の三重奏、エイコー食品の『つゆだくわさび小粒』

納豆嫌いが多いと言われる、ここ関西。

このブログを読んでいただけたら分かるとは思いますが、そんなことはありません。

関西だけで売れているロングセラー品もあれば、納豆を作っている会社だってあります。

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関西のロングセラー納豆、ミツカン(旭松食品)の『なっとういち』

気がついたらそこにあって、それが普通だと思うことがあります。

で、転機を気に引っ越したりすると、その場所での普通が、実はそうじゃなかった…。なんてこと、ありますよね?

特に関西と関東ではようあるそうです。うどんのつゆの違いや、うなぎのさばき方。そして納豆です。

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